霧の彫刻

レンゾ・ピアノの建築。ガラスブロックに包まれた空間と中谷扶二子さんによるインスタレーション“霧の彫刻”の織りなす調和が見事で、このメゾンエルメスの空間がまるでこのインスタレーションのために設計されたように見えてしまい。父である宇吉郎さんが晩年の研究に身を投じた大地。グリーンランドに捧げたこの作品。まだ訪れたこのない地ですが、この展覧会“グリーンランド/中谷扶二子+宇吉郎を観て、いずれは訪れてみたいなと。また、この親子の関係にも感激。扶二子さんが進路について父に尋ねた際に『自分が好きなことでないと、やってもモノにならないから仕様がないよ』と言われたらしい。そんな環境で育った姉妹たちは、姉は科学者、妹はピアニスト、本人はアートへの道に。やはり”好きこそものの上手なれ“だし、自分の好きなことは継続できますし、”継続は力なり“ですからね。