台湾で「佐賀陶磁器展 Vol.3」を開催しました
― 台湾市場に向けたテストマーケティングおよび販路開拓支援を実施 ―
株式会社クレアツォーネは、佐賀県が実施する「陶磁器等海外市場開拓支援事業(台湾)」の一環として、台湾・台北市の松山文創園区にて「佐賀陶磁器展 Vol.3」を開催し、展示会の企画運営および事業者支援を実施しました。
本展示会は、佐賀県内陶磁器事業者の台湾市場における認知向上および販路開拓を目的として、事業者ワークショップ、体験型展示、販売および市場調査を一体的に行うテストマーケティング事業として実施したものです。


展示会の概要
会期:2026年3月6日〜9日
会場:松山文創園区 北向製菸工廠(台北市)
参加事業者:7事業者
来場者数:約14,800人
事業者主体のワークショップによる展示設計
本事業では、単なる海外展示会ではなく、事業者自身が市場理解を深めながら展示内容を構築するプロセスを重視しました。
展示会開催に先立ち、
• 台湾市場の理解
• 商品構成(MD)の検討
• ブランドストーリーの整理
• 展示テーマの設計
• 接客ロールプレイング
などをテーマとした全3回のワークショップを実施し、市場志向型の展示づくりを支援しました。
これにより、単なる出展ではなく「市場理解に基づいた提案型展示」を実現しました。
体験型展示による生活シーン提案
会場では、佐賀の器を生活文化の中で体験できるプログラムとして、
• 目利きチャレンジ体験
• 風呂敷ラッピング体験
• フラワーアレンジメント体験
• ご飯鍋体験(おにぎり)
• 抽選企画
などを実施しました。
器を「使う体験」と結びつけて紹介することで、来場者の商品理解を促進するとともに、購買意欲の向上につながる効果が確認されました。



市場調査を伴うテストマーケティングの実施
展示会では来場者アンケートを実施し、
• 利用シーン
• 価格帯
• デザイン嗜好
• ギフト用途の可能性
などについて台湾市場の具体的なニーズを把握しました。
アンケート結果からは、台湾市場において佐賀陶磁器がギフト商品として高い適合性を持つことが確認されました。
台湾市場における販路形成の基盤づくり
本展示会では、消費者との接点形成だけでなく、
• 台湾小売事業者
• ライフスタイルショップ
• EC事業者
• ホテル関係者
との商談機会を創出し、継続的な取引につながる関係構築が進みました。
また、来場者アンケートおよび現地での対話を通じて、
• デザイン性への評価の高さ
• 日本文化への関心
• ブランドストーリーへの需要
といった市場特性も確認されました。




今後に向けて
本事業を通じて、
• 台湾市場における認知向上
• 消費者理解の深化
• 販路開拓の可能性の検証
という観点で一定の成果が得られました。
今後は、本展示会で得られた市場理解をもとに、
• ブランド発信の強化
• 体験型コンテンツの継続的展開
• 小売・EC・飲食分野との連携
を通じて、台湾市場における佐賀陶磁器の継続的な展開支援に取り組んでいきます。