@OKUYAMATO |TOKYO LIFE×DESIGN GIFT SHOW
地域ブランド力向上事業
▪︎事業目的
「奥大和」という地域のブランド力の向上
▪︎参加事業者
令和4年度、令和5年度のブランデインング・海外販路開拓事業の全6回のワークショップに参加した意欲的な下記ブランド(事業者)6社を選定
・株式会社維鶴木工
ミッション「日本の椅子作りを通して、日本の美しい暮らし方を考える」
・MURAO FURNITURE
ミッション「直感的な”ものえらび“の楽しさを伝える」
・森のび
ミッション「森を育て、水を守り、未来をつくる」
・スカイウッド株式会社
ミッション「世界で一つしかない、自分だけのお気に入りを探せる場を提供し、個性を生かした、ライフスタイルの実現のお手伝いする」
・高野家具
ミッション「素材を活かしたもの作りで、あなただけの暮らし作り」
・森本銘木産業株式会社
ミッション「伝統ある銘木の技術を磨き、緑あふれる豊かな暮らしをお届けする」
▪︎事業コンセプト
デザイン(設計・計画)、インテリア、文化を通して奥大和地域のブランド化
“奥大和の地域のブランド化”とは奥大和地域の文化的価値と奥大和地域発の人、プロダクト、インテリア(住)空間、サービスの価値、それぞれを同時に高め発信することで、双方が影響し合い、やがて地域の雇用や観光などの相乗効果を生み、地域を豊かにするといった好循環を生み出すことを目指した。
▪︎内容
1.奥大和製品を紹介するブランディングサイトの制作
奥大和地域の環境、人、プロダクト、サービスを合わせて伝えました。
奥大和地域のインテリアとデザインに焦点を当て、「地域の特徴」「ブランドのプロダクトやサービス」「ブランドの人」を伝える日本語と英語の2ヶ国語で制作。
「奥大和」を認識していない海外バイヤーが閲覧することを考え、バイヤーが興味を持つように、元新聞記者によるインタビューとライティングを中心に構成。
プロのライターによるインタビューとライティングは、自分では気がつかないブランドの魅力や特徴、人の深層に迫り、よりリアルな姿をイキイキと伝えることができ、会話するように自然に読むことができ、親近感や共感を醸成。
また、奈良県や奈良のプロダクトに馴染みのない外国の方のために、ブランドの想いなどと共に、実際の顧客がどのようにプロダクトを利用し、それが彼らの生活にどのように影響を与えているかというところまで聞き取り、表現すること、翻訳の際には、自然に読めるような言葉遣い、センテンスの長さなどを心がけています。
2.ギフトショー展示会への出展
ギフトショー「ACTIVE DESIGN & CRAFT FAIR」エリアに出展
・展示ブース構成
プロダクトの価値が見やすく、伝わりやすいブース構成を計画しました。
ブランド、プロダクトの価値を伝えるために、シンプルでブランドの世界観、プロダクトの価値が伝わりやすいこと、コミュニケーションが取りやすいことを考え計画。
多くのブランドが並ぶ展示会場の中で、バイヤーが足を止めるブースであることを目指します。その上で、ブース空間の空気感、雰囲気、特徴のあるプロダクトがわかりやすく目に入り、興味を持ってブースの中に立ち入っていただくこと、「奥大和地域」のプロダクトであることを伝えること、を順に伝えるようなプランにしています。
一般的に展示会のブースは、木で壁や展示台を造作しますが、3日間で全て壊してしまうものです。森の自然の恵みと暮らし、環境を大切にする奥大和地域として、展示什器には廃棄せずに何度も使えて環境に優しく、柔軟なレイアウト変更が可能なノックダウン式の木製什器をデザインし制作しました。仕上げを無機質なコンクリート塗装仕上げにしたことで、木材の表情豊かなプロダクトとのコントラストが際立ちブランド、プロダクト、コレクションの価値を引き立てます。豊かな余白のある白い壁面が美しい価値の余韻に浸る余裕を与えています。設営は、出展者の皆さんと協力して行い、@OKUYAMATO NARAチームの一体感を醸成しました。
・ロゴデザイン制作・壁面グラフィックデザイン制作
・出展時の商談アドバイス、フォロー、通訳
中国・台湾バイヤーとの商談
ジャーナリストへのプレゼンテーション