コーポレートブランド、組織、サービス、商品ブランド、商品などについて、真摯に見つめ正しく理解し、それぞれに適切な価値を的確に伝えることを目指しています。このために、手品や魔法ではなく、着実な一歩ずつの努力が必要です。当たり前のことから始め、時には流行や他社の動きに迷うこともあるかもしれませんが、ミッションに基づいて一貫性と整合性を保ち、理論だけでなく実践もサポートし、ブレることなく真っ直ぐ進むことを心がけています。ブランドを思わず語りたくなるような体験を提供するために、熱意を込めて丁寧に育てていきます。私たちは、このようなブランディングが企業や社員の方々、そして社会の成長につながっていくと信じています。
私たちの考えるブランディングのイメージ
息の長いブランドを育てていくためには、長く続く構築の微々の中で様々な困難にぶつかります。その際に判断基準となるブランドの根の部分をしっかりとさせておくことが大切です。ここがしっかりとしていれば様々な出来事に対していつも同じ判断基準で行動することができます。この根の部分がブランドアイデンティティであり、迷ったらブランドアイデンティティに立ち返り判断することで、ブレることなく真っ直ぐにブランド構築を進めることができます。ブランドアイデンティティとは、「社会的使命、存在意義。顧客・社会との約束」であるミッション、「あるべき姿」であるビジョン、「価値観・行動規範」であるバリューの3つからなるフィロソフィー(理念)と、人格的個性であるパーソナリティー「商品やサービスが備えている特性」である属性、「機能便益・情緒便益・自己表現便益・社会的便益」であるベネフィットによって構成されています。このブランドアイデンティティに対し、顧客は愛着やロイヤルティを抱くようになります。
自己を知るのイメージ
ブランドアイデンティティを理解し、共感してもらいたい、共感してもらえるであろう的確な相手を見つけ出すことが大切です。そのために、価値観やライフスタイルなどの心理的変数や利用シーンや利用頻度などの行動変数などを基にして市場を細分化し、その中から主たる優良な顧客層、つまりロイヤル顧客層、ファン層を絞り出し、その層がブランドに抱くイメージの確立を目指します。「顧客層が抱くブランドに対するイメージ≒ブランドアイデンティティ」という公式を構築することで、顧客にとってブランドは記憶や感情を想起させる、人生や旅に欠かせないものになっていきます。
相手を知るのイメージ
自社ブランドの商品やサービスについてそのブランド価値をどんなにアピールしても、消費者に支持されなければブランドが確立したことにはなりません。まず知ってもらい、興味を持ってもらうために、デジタル空間のWebサイト、EC、SNSや動画、リアル空間のショールーム、ショップや見本市、展示会、ワークショップ、イベントなどをシームレスに繋ぎ、ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)してもらいます。それにより、企業が考えるブランドの本質や方向性を顧客に伝え、顧客とのコミュニケーションを形成して、ブランドイメージを少しずつ、着実に定着させファン層の拡大を図っていきます。
「顧客層が抱くブランドに対するイメージ≒ブランドアイデンティティ」という図式の≒のレベルを高めていくことがブランドコミュニケーションにおいて大切です。
伝え方を知るのイメージ
デジタルコンテンツが顧客とブランドとのタッチポイントとして担う役割は年々大きくなってきています。そのため、顧客との関係性を高めるためにも、デジタルコンテンツを活用しての ブランディングが今後さらに重要になっていきます。顧客がフィードバックしやすい、インターラクティブなコミュニケーションをとりやすいデジタル環境を整え、ブランドのアイデンティティーをブランドサイトやEC、SNS、動画配信などを通して適切な相手に的確に伝えていくことにより 顧客のブランドに対する理解度を高めることができます。さらに顧客の行動心理なども分析、解析しやすくなりますので、ブランドのサービスや商品のブラッシュアップも可能になっていきます。デジタル環境の中での、ブランドアイデンティティー ≒ ブランドイメージの図式構築が、デジタル ブランディング であり、その内容によって顧客のコア化、つまり、ロイヤル顧客化につながり、さらには、その顧客からの伝播により予備軍の拡大につながっていきます。
私たちの考えるこれからのブランディングのイメージ