2020年度に続き、今年度も佐賀県、ジェトロ佐賀による「陶磁器事業者ブランディング、海外販路開拓支援業務」を担うことが決定致しました。昨年度の実績と今年度の新たな企画などが評価され入札に至ったことに嬉しさを感じています。
今年度の参加事業者は、有田の渓山窯と八右衛門窯、武雄の康雲窯と宝寿窯、そして、唐津の鳥巣窯という顔ぶれになります。この５つの陶磁器ブランドが窯元を構える有田、武雄、唐津の街や集落を、作陶現場である細工場を訪れ、作陶する姿を目に焼き付け、作家、経営者と対話を繰り返しながらブランドのアイデンティティ（独自性）を明確にし、映像、写真、ブランドサイトなどを作りあげていきます。
上海、台湾でのソーシング活動の中でリストアップされる新たなバイヤーに対して、昨年度とは異なる5つのブランドの独自性を、一味違うブランドコミュニケーション手法で伝え、中長期的な取り組みに発展する成約に繋げていけるプロジェクトにしていきたいと考えています。
コロナ禍であるが故に、訪問は最小限に控えながらも、ZOOMやWeChatなどのオンラインミーティングをフルに活用してプロジェクトにのぞみます。2022年3月末には、参加事業者やバイヤーの双方にとって意義のあるプロジェクトであったと位置付けて貰えると、そして、佐賀県の窯業の発展に少しでも貢献できるように奮闘します。
