ミッション

ブランドビルダーという仕事柄、企業や各種プロジェクトのミッションを共に思慮に思慮を重ね、明文化していくことが多い。これから起こす企業やプロジェクトはもちろんであるが、歴史のある企業でも、ミッションが明確になっていないことは少なくない。その場合は、脈々と受け継がれている歴史を丁寧に紐解き、現在に到るまでの流れを把握し、企業文化を理解した上で、一法人として、なぜ存在していきたいのか?いくべきなのか?そのためにはどのように存在すべきなのか?を代表者と主要メンバーとで其々の考えを述べ合いながら、最終的に代表者(経営者)に決めてもらい、同じようにしてビジョン、価値観も策定し、明文化するようにしている。

 

明文化したら、ミッション策定に携わったメンバーは勿論であるが、社員全員、プロジェクトメンバー全員に浸透させていくために、ホームページにミッション、ビジョン、価値観を掲載し、朝礼で唱和し、ブランド会議の実施時などに、ミッションを意識して実施している活動内容メンバーが個々に発表し、その内容を共有するようにしている。このようなことを繰り返し、繰り返し実施していくことにより、決断するときに、判断するときに、選択するときに、ミッションに沿っているのかどうかを考えるようになり、だんだんと無意識にミッションに沿った活動を実施していけるようになると思う。

 

ブランディングとは?ミッション、ビジョン、価値観とは?ということをはじめに説明したときにはチンプンカンプンの方もいる。ただし、会を重ねることに、理解度が高まり、それに比例して、必要性を強く感じるようになっていく。そして、明文化されたミッション、ビジョン、価値観に沿って、事業計画、商品計画、生産計画、営業計画、PR計画などを立案していけるようになると、ブランドとしての整合性、一貫性、関連性が高まっていくため、ブランドとしてのアイデンティティもより分かりやすく、伝わりやすくなるため、その結果として、至極当たり前ではあるが、市場における認知度も高まっていく。

 

法人も個人も認知度が高まり、自分たちに対する理解度が高まれば、一般的には、モチベーションのアップにつながっていくため、さらにドライブがかかって、ブランド力、つまり、企業価値が高まっていく。このようなケースを直接、目にする機会に幸いにも恵まれているため、このことを信じて、ミッションの明文化を重要視し、ブランドビルダーとして、クライアントに相応しいミッションを策定できるように力を注いでいます。