人生と同様、事業においても選択の連続であると思う。(ビジネス、事業も人生の一部と考えているが・・・。)問題の大きさにもよるが、選択のする際は、誰でも多かれ少なかれ迷いが生じるものである。
ブランドのミッション、つまり存在意義というものを明確にすると、迷いの振れ幅が狭まり、日々起こる選択においての選択精度が高まっていくのではないだろうか。
自分自身も会社のミッションを“人の心に豊かさをもたらす、素を大切にした環境にやさしいカンキョウやデキゴト、ヒトを同じ価値観を抱いているクライアントと共に創り上げ、育てていきたいと”掲げてから、あるべき姿、やるべきことが、よりクリアになり、選択の際にも迷い難く、ブレ難くなってきている。
それは、どのブランドにとっても、誰にとっても同じことではないのかな。ミッションを明確にすると、誤った選択や異なった選択をしたという意識なく、例え選択していたとしても、何らかの違和感が生じてくるものだと思う。そのため、誤っている、異なっていることに徐々に気づき、進むべき方向に向かう道に戻ってくることができる。
諸事情により、意識して異なる選択をした場合でも、それは本来とるべき選択ではないと自覚しているわけだから、当たり前のことだが正しい道に戻りやすい。
また、ミッションステートメントがブランドのメンバーたちのベクトルをそろえ、企画から製造、販売までの活動に、一貫性、整合性、連動性を高め、ブランドをより強く、深く、輝くものにする。
そうだと信じ、日々、関わるブランドのミッション達成に向けて、ブランド価値の向上を図りながら、ブランディングのコンサルティング活動を行なっています。