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書くことの愉しさ

お知らせ|株式会社クレアツォーネ

“ザリガニの水槽掃除”をテーマにした作文を、 “あすなろ”という学級新聞に載せるために書いた小学校3年生の時に、初めて書くことの愉しさを知ったのです。擬音語、擬態語をふんだんに使い、どうやって読む人を笑わせるか、楽しませるかということ第一に考え、そのためには、書き手である自分自身がまず愉しまなければと思って書いてました。知性を感じさせるような文章ではなかったけど、クラスの皆なの前で発表する機会にも恵まれ、男の子たちにはゲラゲラ、女の子たちにはクスクス、とにかく多くの子たちにたくさん笑ってもらったことを良き思い出として記憶しています。

 

ただ、もともと書くという行為がそれほど得意ではなく、あまり好きでもなく、面倒だと思っていたので、宿題や卒業文集、小論文など、mustでない限り、あまり書きませんでしたね。

 

それから、20年以上の月日が経ち、WORLDが立ち上げた“finerefine”というライフスタイルブランドで、バイヤーとして、カタログやPOPなどのコピー、テキストを作成するようになり、文章をつくることの愉しさに改めて気づき。

 

立案した品揃え計画に基づいて、デザイナーの方々や製造の方々と共に開発したコレクションの開発の想いを含めたストリーを伝えたくて、読み手を意識しながら書いた。そうしているうちに、文章づくりにおいても、ブランドづくりやものづくり、空間(売場)づくりと同じように捉えることができるようになり積極的に取組むように意識も変わっていったんです。

 

それ以降、参加しているプロジェクトにおけるテキストについては、その道のプロフェッショナルな方々のお力を借りながらも、できる限り自ら考え、参加メンバーの皆さんと協力しながらつくるようにしています。

 

文章にして表現するという行為に豊かさを感じながら。

 

 

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